コラム
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2024年12月24日
物流分野において、商品の品質を守るためには温度管理が欠かせません。特に食品や医薬品は、適切な温度で管理しないと品質が損なわれる可能性があるため、一層の注意が求められます。本記事では、物流における5つの温度帯とその重要性についてご紹介します。
目次
物流では、商品特性に応じた5種類の温度帯で管理が行われています。
常温(ドライ): 5~30℃
中温: 15~18℃(飲料水、缶詰等)
冷蔵: 0~10℃(野菜、パンなど)
チルド: 0~5℃(乳製品、豆腐等)
冷凍: -15℃以下(生肉、鮮魚等、特にアイスクリームは-18℃以下が推奨)
中でも、中温とチルド管理が特に重要であり、精密さが求められます。例えば、アラート機能を活用して温度の異常を監視し、迅速に対処できるシステムの活用が求められています。
食品
品質を保持し、消費者に安全な商品を届けるためには、適切な温度での管理が欠かせません。温度管理が行き届かないと、食品の鮮度が落ち、微生物が増殖し、食中毒のリスクが高まります。2021年6月1日からはHACCP制度により、輸送や保管中の温度管理が義務化されています。
医薬品
医薬品は非常に温度に敏感です。品質を維持するためには、GDP(医薬品適正流通基準)を遵守した温度管理が必要不可欠です。
以上のように、物流においては5つの温度帯毎に商品群を管理し、品質を守ることが重要です。温度変化が大きな影響を及ぼす食品や医薬品においては、特にその管理が必要です。
厳密な温度管理のために、リアルタイムで管理できるシステム『e-WAVES』の利用を推奨します。本システムは温度管理の精度を高めるのに役立ちますので、是非資料を確認してみてください。
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太平洋工業(株)新規事業推進部 営業企画グループ
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